banner

ニュース

Jun 10, 2023

アマゾンのアイロボット取引は7月6日のEU反トラスト期限に迫る

[1/2] 米国カリフォルニア州ヴァレーホにあるアマゾンの「エクスペリエンスセンター」で、Wi-Fi を搭載したルンバが部屋の掃除を始めると、Amazon の Alexa パーソナル アシスタントの使用方法に関するプロンプトが表示される。2018 年 5 月 8 日撮影。 、2018年。ロイター/エリヤ・ヌーベルジュ/ファイル写真

[ブリュッセル 1日 ロイター] - 欧州当局によると、欧州の反トラスト規制当局は、アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)によるロボット掃除機メーカー、アイロボット(IRBT.O)の17億ドルでの買収を承認するかどうかを7月6日までに決定する予定だという。木曜日に委員会に提出。

米国のオンライン小売業者アマゾンは昨年8月に買収を発表し、Alexa音声アシスタント、スマートサーモスタット、セキュリティデバイス、壁掛けスマートディスプレイ、Astroと呼ばれる犬型ロボットなどのスマートデバイスのポートフォリオを強化することになる。

EUの競争執行当局は、予備審査後に救済策の有無にかかわらず取引を承認することができ、重大な懸念がある場合には4か月にわたる調査を開始することもできる。

アマゾンの広報担当者は「われわれは関連規制当局と協力してこの合併の検討に取り組んでいる」と述べた。

米国連邦取引委員会と英国競争庁もこの取引を調査している。

大西洋の両側の規制当局は、大手ハイテク企業が小規模なライバル企業、特に大量のユーザーデータにアクセスできるライバル企業を買収することを警戒しており、そのような取引を承認する代わりに救済措置を要求する傾向がある。

アマゾンは、他の小売業者へのアイロボット製品の供給を継続し、他社の音声アシスタントとの互換性を維持すると述べた。

Amazonのデバイス部門は今のところ、同社の収益のほんの一部を占めるにすぎない。 批評家らは、アイロボットの買収は同社の保有する個人の自宅情報を拡大することになるため、プライバシーの悪夢をもたらすと主張している。

当社の基準: トムソン・ロイターの信頼原則。

共有